- 介護福祉科
もうすぐ2024年も終わりですね。
みなさんはどんな1年でしたか?
4月に入学した1年生も、20日間の介護実習を終え、冬休みに入りました。
今回は、実習に行く前に行った生活支援技術(移動)の演習風景をお届けします。
移動の授業も後半のまとめで、高齢者の疑似体験をして外出支援の演習を行いました。
学校から長崎県庁まで車いすの介助をしながらの体験です。
室内の平坦な床と違い、いろいろな道路状況にどぎまぎしながら行ってきました。
「これはどうつけるの?」「さかさまじゃない?」などと言いながら、
装着するのも一苦労していました。
学校の玄関は段差があるので、教わったやり方で慎重に段差を降りる介助を実践しました。
車いすを介助する時は「死角」という介助側から見えない部分があります。
狭いカーブでは前だけではなく、横からも確認をしなければ利用者さんの足先がぶつかったり、
前輪が当たって動かなかったり、と危険がたくさんあります。
何人かの学生はぶつかったり、何回も切り返しをしたりと苦戦していました。
次は坂道です。
まっすぐ押す場合やカーブを描いて押す方法などを実践しました。
県庁内では、エレベーターの乗降演習を経験しました。
8階テラスまで上り、休憩のためジュースを買います。
車いすの方への介助は何をしたらいいでしょう?
装具を外してリラックスタイム。
さっき買ったジュースを飲んで休憩です。
休憩後は役割を交代して介助者・利用者両方の気持ちを経験します。
次は、車いすから立ち上がって杖歩行の介助です。
利き手側の麻痺がある方の階段昇降、芝生の歩行の介助を行いました。
階段の介助では気を付けることがたくさんありますが、
声かけをしながら、ゆっくりと上手に介助できていたと思います
12月の実習では、通所施設での実習を経験してきました。
送迎の介助などもさせていただき、この演習が役立ってくれたことを期待します。
1年生のみなさんは冬休みが終わると、また次の実習が予定されています。
2年生のみなさんは、いよいよ介護福祉士国家試験です。
冬休みは力を入れる大事な時期なので、
気を引き締めて2025年を良い年にしていきましょう
ブログをご覧の皆様にとっても、来年が素敵な年でありますようお祈り申し上げます
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●体験入学のご案内●
1月12日(日)
2月23日(日)
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